雲彼方


階段をのぼると 空に続いていて  そのまま白い雲に 届きそうだった

あの頃の僕らは 何でも 出来そうで  夢を追う姿も サマになっていた

流れゆく 時間だけが 足早に すぎていって 触れてみた雲は つかむことは

出来ないと 知った

※せめて キミの涙は 癒せるように  いつもの 笑顔を 取り戻せるように

キミを 勇気づける 歌を 歌えるように

いつも そんなことを 思いながら 雲を 眺めているよ


青い空の雲は 僕を励ますけど  がむしゃらな気持ちも 奪っていくものだった

長いこと近くにいた 気がしてたけど  ホントはとてもとても 遠いものだった

「サヨナラ」を告げることは 簡単に出来るけど 思い出を背負ったまま 生きてゆくのは

たやすくは なかった

"キミに届けたい" その想い 集めて  いつまでも 何度でも 歌い続けるよ

そっと目を閉じると 雲は 浮かんでいて

キミも その場所から  きっと 耳を 傾けて くれているはず


追いかける   ほどに   雲は   離れてゆく   けれど

※Repeat